Sep 04, 2010
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2013年からF1に導入予定の4気筒ターボエンジンを巡り、意見の対立が深まってきているが、この問題に関連してルノーがF1撤退を示唆した。
いったんは合意されたはずの、より“環境にやさしい”4気筒ターボエンジン導入案。しかし、現在のF1にエンジンを供給する4社すべての支援を得ることがむずかしくなっているようだ。
フェラーリとメルセデスは2013年度のエンジンに関するルールの導入を遅らせるよう働きかけている一方で、ルノーだけが新ルールの実施を強く要請していることが明らかとなった。ルノーは現在、レッドブル、ロータス・ルノーGP、チーム・ロータスへエンジンを供給している。
F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)の現会長ジャン・トッドは、『Diario Sport(ディアリオ・スポルト)』紙に対し、いら立たしい状況だ、と認めている。
「このルールを申し出たのは彼らだよ。そしてFIAはそれを受け入れたんだ。その申し出は空から降ってきたものじゃない。これにかかわるすべての関係者と、11回も会合を持った」
「ルノーの責任者たちと話したとき、もしこの新しいエンジンルールが2013年に実施されないなら、F1から撤退すると彼らは言っていた。一方でメルセデスとフェラーリは、導入を2、3年遅らせてくれと頼んできている。彼らは新ルールに反対しているわけではないが、その導入を延期したがっているんだ」
「だから、これから数日のうちに個別に接触し、今われわれがどの段階にいるのか見極めたいと思っている」とトッドは語った。
FIAは3日(金)、この問題については今後F1関係者による協議を行うとし、今月末にあらためて新ルールの導入日を検討すると発表している。
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先週、F1統括団体FIA(国際自動車連盟)は2012年度の暫定レース・スケジュールを発表したが、それによると第10戦として6月にテキサス州のオースティンにおいてアメリカGPが復活開催されることになっている。
ところが、そのアメリカGPの顧問弁護士を務めるリチャード・サトルが、オースティン市議会にはアメリカGPを消滅させる力があることを明らかにした。
オースティンのローカル紙『Kxan(クザン)』によれば、テキサス州政府が保証した年間2500万ドル(約20億円)にレース主催者が手をつけるには、オースティン市が『承認自治体』として承認する必要があることを、議員たちが今週になって知ったという。もし議会でこれが承認されなければ、実質的にF1アメリカGPの開催が不可能となると考えられている。
言うまでもなくF1レースの開催にはばく大な費用がかかるが、この大規模イベントのための信託基金に400万ドル(約3億円)を提供するオースティン市にとって、大きな問題となるのは間違いない。そうしたリスクを承知したうえで市議会がゴーサインを出すかどうかの保証はない。
「もしこれが承認されなければ、明らかにアメリカGPの開催が危機に陥り、このプロジェクトとそのために働いている1,000人の雇用が危機に瀕(ひん)する可能性もある」とサトルは認めている。
サトルによれば、当初この400万ドルはレース主催者によって支払われるが、ゆくゆくはオースティンを訪れる観客が支払うであろう宿泊費やアルコール、レンタカーなどに課せられる税によって賄われることになるだろうと述べた。サトルは、主催者たちがこの計画を議会が承認するだろうという賭けにでたのだと認めつつも、次のように続けている。
「これは単なる賭けなどではない。われわれは、このレース開催がどれだけこの地域と社会にとって利益をもたらすかということを信じてやっており、それを理解してもらえるよう望んでいる」
オースティンのリー・レフィングウェル市長もまた地元紙の『Kvue(ケイビュー)』へ、次のように述べている。
「もし、市および市議会で承認されなければ、彼ら(F1主催者)はいくばくかの資産をムダにすることになるだろう。彼らは戻って、その資産の新しい使い道を探す必要性が出てくる」
議会による決定は6月末に予定されており、主催者が2012年にアメリカGPを実施するためには、7月末までに開催権料の全額をF1最高責任者バーニー・エクレストンに支払わなくてはならない。
このプロジェクトがダメになる可能性は? という問いに対し、サトルは「その可能性は十分にある」と『American Statesman (アメリカン・ステイツマン)』に答えている。
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