Nov 21, 2010
ソーラーパネルのおかげで省電力
今年の夏は、すぐに省電力の戦いでした。主婦の中からこのように省電力でした、そしてそのような話で盛り上がっていました。も、暑い中子供たちに忍耐を求めるのはやはり不可能です。うち、昨年の太陽電池パネルを設置していたので、おかげで節電するどころか、売電していました。今後の電力供給が不安定な時にも太陽電池パネルは必須ですね。節電がうたわれるように太陽光発電を導入した店舗が増えたようだ。企業だけでなく、レストランなどでも積極的に導入しているようだ。太陽光発電は、明らかに省電力だけでなく、長い目で見ればコスト削減にもつながるはずだから、企業的にも利点は多数である。ただ、今どのくらいの電力を発生させているという看板は単なる無駄だと思う。
旅にはいくつものスタイルがある。
「来週行け!」という出張旅行もあれば、ひと仕事終わって忘却へと飛び立つ自己解放の旅もある。青春の日々の放浪の旅も、シニアのじっくりプランを練るアニバーサリー旅行もある。旅は旅人の数だけ、違う顔を持っている。いずれの顔にも、国内へも国外へも応えるのが、世界最大のオンライン旅行会社エクスペディアである。
【郷好文の“うふふ”マーケティング:オンライン旅行会社エクスペディア、強さの秘密】
来日したエクスペディア社長のスコット・ダーチスラグさん。彼の笑顔にひかれて、つい幼稚な質問をした。「なぜクマ(エクスベア)がマスコットキャラクターなのですか?」
「みんなクマが好きだからさ。嫌いな人っていないだろ」スコットさんはにこやかに笑った。質問は衝動的だったが、答えには含蓄があった。「みんながクマ好き」……そこにエクスペディア躍進の秘密がある。今回の彼の来日目的も“クマ”なのである。
「来日の目的は3つあります。まず『クマの手』のローンチ(開始)キャンペーンのため。そして日本支社の経営レビュー、3つ目は震災後の日本市場の変化を感じるためです」
画像:エクスペディアの「クマの手」
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1110/06/news005.html
2011年10月3日、中小の旅行会社向けの登録制の予約サイト「クマの手」がオープン。街角の代理店から、海外・国内14万軒のホテル予約ができる。オンライン予約に抵抗があるシニア層は、気心の知れた代理店で店頭予約がしたい。代理店はもっとホテルの選択肢がほしい。両者のニーズを合体させるのがクマの手である。
代理店のメリットはホテルだけでなく、予約に伴う在庫管理や入出金の手間がないこと。今後ツアーや航空券も追加予定である。さらに予約手数料の10%も大きい。リーマンショック以来の市況悪化で、航空予約手数料は従来の10%から5%、そしてゼロへと近づいている。稼働率が落ちた宿泊施設からの収入も、競合代理店と呉越同舟でキツい。
●日本での存在感が高まってきた
エクスペディアはそんな日本旅行業界に攻勢をかける。2010年に導入した「ダイナミックパッケージ」(宿や移動手段などを自由に組み合わせられる)の効果もあり、過去2年で取扱件数は2倍、取扱金額は3倍になった。どんな層がエクスペディアを利用しているのか?
「3つの層ですね。1つ目は若者層、モバイルやソーシャルに敏感な学生たち。2つ目はリタイヤした高齢者層。彼らはオンライン予約より店頭予約を好みます」
改めて、エクスペディアの事業規模をまとめよう。北米、欧州主要国、中国を含むアジア諸国など世界20カ国向けに旅行サイトを開設。月間ユニークユーザー7400万人、年間ホテル予約6700万泊(2009年=世界)。日本市場ではまだオンライン予約の割合は2割ほど、代理店の店頭や宿泊施設へ直接予約が7割とされ(JATA調査)、伸びる余地は大きい。
「3つ目の層はエクスペリエンス・トラベラーです」とスコットさん。
エクスペリエンス=経験には2つの意味がある。まず「旅慣れた旅人」である可処分所得の高い25〜35歳の女性。ユニークな旅をしたい彼女たちは、日本人ばかりのパッケージ旅行にガマンがならない。もう1つの意味は「出張の猛者」。いつも仕事でキリキリ舞いのビジネスパーソンにとって、宿も飛行機も自在に組み合わせて5分で予約完了するのはうれしい。経費削減の折り、最低価格保証も重要だ。
「Japanese customers are savvy for deal」
“日本人はお得に聡い”とスコットさんは笑わせる。だが、安いだけで世界最大になったわけではない。彼らは旅のポートフォリオをsavvyに“総取り”している。
●全方位の事業戦略のウラ
エクスペディアには多くの子会社がある。「hotels.com」(世界中のホテル予約)、「Hotwire」(格安旅行)、「EGENCIA」(ビジネス旅行)、「venere.com」(欧州中心のリゾート)、「Classic Vacations」(プレミアム旅行)、「トリップアドバイザー」(旅行情報)など。これらWeb子会社を配することで、消費者がどんな検索をしてもエクスペディアグループが“ディスティネーション(旅の目的地)”となるのだ。
子会社との関係を画像で解説:
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1110/06/news005.html
旅行ニーズから子会社群をポジショニングしよう。ヨコ軸は行く先も日程も「あいまいな旅行者」から、いつどこへ何をしていつ戻るか「明確なトラベラー」まで。タテ軸は高価格の「プレミアム顧客」から、低価格志向の「バジェット顧客」まで。全方位でカバーしているエクスぺディアは、まさに「顧客の総取り戦略」。だが、単なる総取りではない。
私は幼いころ、下田に家族旅行した。高校の修学旅行は瀬戸内海の小さな島だった。オーストラリアをオープンチケットで放浪した。タイやシンガポールに何度も突貫出張した。上海へは社員旅行に行った。人は世代ごとに違う顔の旅をする。そのどの旅にもエクスペディアは応える。「生涯の旅の総取り」、だから強いのだ。
●外国人旅客を増やす方法
さて“3.11後の日本への外国人旅客増”のためにはどうすればいいのか? しかも、震災前から中国や韓国人以外の旅客は減少中なのだ。この質問に対し、スコットさんの答えは明快。
「日本がディスティネーションになることです。日本でしかできない体験を組み合わせる。地方の魅力的な旅館がオンラインで訴求することも必要です。日本でこんな体験がしたいというイメージ作りが大切です」
ニューヨークからオンラインで日本の東北の温泉旅館の宿泊や料理、送迎まで予約する。山菜料理でヘルシーになり、村の露天風呂でヌードになる。東京ではアキバでコスプレ体験やフィギュアを買うオタクを観察。牛丼に立ち食いそば、宇治金時やタイ焼きを食べ尽くす。できれば福島や宮城、山形の復興努力も見てほしい。日本は世界有数のディスティネーションなのである。
[郷好文,Business Media 誠]
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